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滞在中の注意

バリ島でも いろいろなトラブルに遭ったという話が聞かれます。
せっかくの楽しい旅行ですから、犯罪やトラブルのパターンを知り 「 自分の身は自分で守る 」 という意識を持って 安全な旅行にしたいものです。


ホテルでの盗難・紛失
どんな高級ホテルであっても セーフティ・ボックス以外の盗難・紛失 は保証されていません。
ホテルに着いたら貴重品はすべてセーフティボックスに保管しましょう。
残念なことに中級ホテルなどでもホテル内の盗難トラブルが報告されています。
特に、警察などに届出ができない帰国当日に盗まれることが多いようです。
多額の現金は持っていかないことが基本。クレジットカードやトラベラーズチェックの利用が無難です。
また、セーフティボックスに保管しておいても財布の中から数枚の紙幣を抜き取るといった手口もあるようです。糊付けできる封筒を持参し現金を密封しておくのも一つの自衛手段です。紙幣の抜き取りには効果があるかもしれません。


街での強盗・ひったくり
クタの街並み 多額の現金・貴重品は持ち歩かないこと。危険な場所には近づかないこと、夜間の外出は控えることが基本です。
パスポートも写真のページのコピーを持参して外出するときにはコピーを携帯するようにしましょう。
特に日本人は金持ちで無用心という印象をもたれています。ブランド物のバッグや高価な装飾品なども身につけないほうが無難です。
ひったくり対策としては、ウエストポーチやリュックなどを使用すること。できるだけ身軽な格好で出かけることです。
街で出会った人に「泊まっているホテルは?」と尋ねられることがありますが、どれくらいお金を持っているか?を探る手段なこともあります。曖昧な返事でごまかした方がいいでしょう。


両替
まるで手品のように少なく渡されるケースが多い。電卓に細工をし少ない金額に計算されるケースもあるようです。
慣れないうちはホテルや銀行を利用すること。街の両替屋では、回りのお店よりもレートが高いお店は避ける方が無難です。


物売り・客引き
クタビーチなどで多い物売りにも安易に気を許さず油断しないようにしてください。
三つ編やマニキュアなど 勝手にやっておいて請求されたり、事前に交渉した金額を上回る額を要求してくる場合もあります。毅然とした態度で接することですね。
また 品物を見ている間や交渉をしている時でも、気をとられている間に別の人が荷物などから物を盗ることもあるようです。
私の知り合いがやっているお店に来て などと客引きをし、ついていくと大勢の仲間に囲まれて法外な料金を払わされたといったケースもあります。エステやマニキュアが多いようですが女性の一人旅や女性だけのグループは特に注意して、信用できる専門店に出かけるようにしましょう。


詐欺
ポーカー賭博、アンケートを装った詐欺、不動産詐欺なども よく聞かれる話です。
見知らぬ人を安易に信用しないことが基本です。少しばかり仲良くなったからといって 「 私の家に遊びにおいで 」 「 私の知り合いの店なら安く買える 」 などといった誘いには乗らないことです。
アンケートやクジを装い 「 ビデオカメラが当りました オフィスまで取に来てください 」 といった手口まであるようです。うまい話には裏があると思って、アンケートなども声をかけられても相手にしない方が無難です。