ぶらりバリ島 くまりんのバリ島マンガ

バビグリン




観光客が行かないローカルのワルン ( 食堂 ) ...まあお腹をこわすこともよくある話なのでおすすめはできませんがメチャウマな食事に出会えることがあります。
初めての経験は友人に連れて行ってもらったバビグリン。豚の丸焼きから色んな部位を少しずつ盛り合わせてくれます。
今となってはどんなローカルワルンでもホイホイと食事できるようになりましたが、当時はホントに恐る恐る食べました。美味しかったけれど正直に言うと味わう食べ方はできなかったように思う。
食事の後に友人 ( ニョマン ) が 「 今までにも外国の友達をバビグリンに誘ったんだけど皆いらないって言うんだよね。あなた達が初めてだよ 」 とウヒャーな発言。食べた後で言うなよなーって思ったけれど、結果としては ( 胃腸の強い夫婦だったのか? ) 何のトラブルもありませんでした。


このバビグリンもバリの人達にとっては ( 少し贅沢な ) 食事の定番。お昼前から営業を始めて、その日焼いた豚がなくなれば営業終わりって所が多いようです。店によって、ナシチャンプルのようにご飯の上にドンと盛り合わせるのもあれば、ご飯は別オーダーって所もあります。スープもある所と無い所があります。もしトライされる方は店内がキレイな ( 清潔な ) 所でお客さんが多い店を選ぶと良いと思います。 ( もちろん自己責任でね )
おブタが好きな方にはたまらない一品です。 ( スープも激辛で美味しい ) バビグリンは、ガイドブックに載っているような観光客が行けるレストランが少ないので、信頼できるガイドさんとかに連れて行ってもらうのがいいかもしれませんね。


「 食事に行ったらお金を持っている方が払う 」 これはバリニーズの基本的?な考え方のようです。奢ってもらおうとか、そんな下心なんか特に持っていないようですね。
最初は違和感もありましたが 「 まあ、そんなものかな 」 と思えるようになりました。国民性の考え方の違い...ってところです。友人が来たからもてなしてあげるっていうのは日本人的思考なんですね。
この他にも彼らは 「 時間にルーズ 」 な傾向がありますね。これを 「 バリニーズ・タイム 」 と呼んでいますが、約束とか時間にはファジーな人が多いです。ある意味で日本人は時間に正確でピリピリと生きているので、バリに行った時くらい大らかに過ごすといいのかもしれません。