改装により生れ変った「アジアンスパイス」レストラン - アヤナリゾート
改装により生れ変ったアヤナ新スポット:「アジアンスパイス」レストランとして登場したパディ、おしゃれでハイテク技術を備えたボールルーム
バリ島ジンバラン、2009年10月10日 - アヤナリゾート&スパ バリとして生まれ変わって以来進められてきた最新施設のアップグレードの中で、今回見事に改装を終えたパディレストランとボールルームをご紹介します。
これまでタイレストランとして知られてきたパディは今回の大改装により、よりゆったりとしたスペースをもつ「アジアンスパイス」をコンセプトとしたインド料理やインドネシア料理、タイ料理が楽しめるレストランへと姿を変えた。毎朝インターナショナルなブッフェブレックファストが並ぶほか、夕刻には6ヶ所のフードステーションでグルメディナーが楽しめることになった。また、ボールルームの改装では現代のミーティングプランナーが求める、最新式の会議設備をはじめとしたきめ細かいニーズに対応している。
「こうした改装は4月のブランド変更以来、アヤナのアップグレードプログラムとして日々継続されてきたものの一環です。」と、総支配人のチャールズ・デ・フコー氏。「この7月にオープニングしたロックバーをはじめ、数々のアップグレードがリゾート内では行われていますが、これはホテルが1996年にオープンして以来、常にゲストに素晴らしい施設、サービスを提供したいと願うホテルオーナーが常に心がけ、また働きかけてきたことなのです。」
パディで味わうアジアンスパイスダイニング
茅葺屋根をもつオープンエアーのパビリオン4棟から成るパディのダイニングエリアは、225名のゲストが楽しめる、ゆったりとした造りへ生まれ変わった。目の前に広がる「ホット」なオープンキッチンでは、母国インドネシアやインド、タイから招かれた一流シェフたちがそれぞれ自国の料理に腕をふるう様子が見られる。バリ料理の数々が楽しめるランギットシアターとは趣を異にし、ここでは主にジャワ地方のインドネシア料理が用意されている。
朝のパディは、美味しいブッフェ朝食の場所になる。シェフが目の前で作る卵料理やワッフル、パンケーキなどのほか、タイ料理や和食、中華、インドネシア料理の朝食がテーブルにずらりと並ぶ様子は壮観だ。アジアンスタイルの「アイランド」キッチンに並ぶトロピカルフルーツや焼きたてのペストリー、ちょっとエキゾチックな朝の時間がレストラン中央の東屋(バレ)で始まる。バリ人スタッフが用意する新鮮なココナッツの実や、ブブールインジン(ブラックライスのプディング)、バナナのフライやもち米のケーキといったジャジャンと呼ばれる地元のスナックが目に新しい。
精巧なレリーフが施された回廊に象徴される新しいエントランスは、訪れるゲストの心をポジティブに導き入れる。店内にちりばめられた伝統的なテキスタイルや素晴らしい木彫り細工、茅葺屋根、ラーマヤナ叙事詩を表した絵画などから、インテリアのメインテーマであるインドネシアの文化遺産を感じることができるほか、天井からつるされた大振りのランタンがアールデコの印象を添えている。
パディでは居心地のよいエアコン完備のダイニングエリアがオープンキッチンに隣接して2ヶ所あり、どちらも10名まで食事を楽しむことができる。各部屋のドアを閉めるとまるで木製の「蜂の巣」のような雰囲気が広がり、その独特の雰囲気に守られたような気分に包まれる。鉄板が設置されたダイニングテーブルでは、目の前で作られる料理に目が釘付けだ。
新しい会議設備を備えたアヤナのボールルーム
さて、アヤナの宴会場や会議施設も同様に改装が終わり、ボールルームには数々の最新技術が導入された。ボタン操作ひとつで対応するプロジェクションスクリーン、別室間でも機能する統合性サウンドシステムはオーガナイザーが別の部屋からもビデオやオーディオを操作することができるほか、セントラルマイクロホンシステムも完備されている。
実に595m2をもつボールルームは500名以上もの参加者に対応。グループのニーズにより分割することもできるほか、さまざまなサイズの会議室が6部屋用意されている。
改装を終えたボールルームは、全体をナチュラルなはちみつ色とマホガニーで統一されている。磨きぬかれた大理石の床、塗り替えられた壁、精巧な木彫りの扉、新しいカーペットに美しいドレープが特徴的だ。