Pura Besakih
ブサキ寺院
バリ・ヒンドゥー教の総本山としてあがめられるブサキ寺院は、霊峰アグン山の中腹 標高900mにある。
寺院の背後にアグン山が浮かぶ様は まさに荘厳な眺めではあるが、よほど運が良い者でないと浮かび上がるアグンを臨むことはできない。
「母なる寺院」としてバリの人々から崇められるブサキ寺院は、バリ島最大の寺院で山岳信仰の対象でもある。ブサキは単独の寺院ではなく、大小30あまりの複合寺院の総称。一般的には、シヴァ神を祀る中心寺院であるプナタラン アグン寺院のことを指す。
仏教僧の瞑想の場として使われていたブサキは、16世紀に王家の葬儀に使われることにより有名になった。
ブサキは30もの寺院が集まっているため祭りやオダランに出会う機会も多い。
ブサキ寺院では地元のガイドが案内を強要し法外なガイド料を要求されるトラブルが後を絶ちません。たとえ旅行会社のツアーで訪れても旅行会社のガイドが境内に入れないことも原因のひとつですが、ブサキ寺院へのツアーを取りやめている大手の旅行会社もあるほどです。
旅慣れない人は ブサキ寺院には訪れないほうが無難です。
アクセス
デンパサールから車で2時間30分
料金
入寺料:Rp.7,500
レンタカー、バイクの場合は駐車料金も必要
注意事項
境内に入るにはサロンと腰帯が必要
プナタラン アグン寺院など中心寺院にはバリ式の正装でないと入れない