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Pura Agung Jagat Nata
ジャガ ナタ寺院

ジャガ ナタ寺院はバリ島の州都デンパサールの真ん中ププタン広場 Puputan の東側、バリ博物館の隣にある。
デンパサールで最も大きなヒンドゥー寺院。ププタン広場周辺は、オランダ軍との戦いで焼け野原になっていた。しかし、街の中心地であるため、イスラムのモスクやキリスト教徒の教会を建てようと土地の争奪戦が起こった。
しかし1960年バリ州知事から正式にバリ・ヒンドゥー教の人々にその土地が与えられ、小さな祠をひとつ建てた。参拝者も年々増え、1967年ジャガ・ナタ寺院として正式に建立されることになり、1973年に完成した。
その後2回ほど修復作業をしている。


ジャガ ナタ寺院 Pura Agung Jagat Nata

ジャガは「地球」、ナタは「王」を意味している。
バリ・ヒンドゥー教徒の最高神イダ・サン・ヒャン・ウィディ神 ID SANG HYANG WIDHI は地球上の神であると信じられている。その神を祀っている寺院ということである。
ジャガ・ナタ寺院は各地にあり、デンパサールが最初と言われている。ジャガ・ナタ寺院は階級や仕事や出身地など関係なく、誰でもお祈りできるお寺を目的として建てられている。
寺院内にはパドマサナ Padmasana という大きい祭壇があり、バリ・ヒンドゥー教の最高神イダ・サン・ヒャン・ウィディ神が祀られている。
パドマサナは白珊瑚で造られ、とても綺麗な装飾が施されている。その周囲に四角い蓮の池が堀のように作られていて、東西南北の4つの方向に橋がかけられており、そこには祭壇を守るように神の石像がある。
今では庶民の憩いの場になっているププタン広場は、その昔、インドネシアを支配しようとするオランダ軍と、それを阻止しようとするデンパサールの人々との間で激しい戦いが繰り広げられた場所である。ププタン広場の一角には、その戦いのための行進(ププタン)の記念碑が建っている。
このお寺のお祭りは、1年に一度だけである。しかし、満月のときは近隣のバリ人が多数お祈りに訪れ、身動きが取れないほど混雑することもある。夜から朝方まで賑わいを見せている。いつでもお祈りができるように24時間解放されている。


アクセス
デンパサール市内 空港から車で30分


料金
無料
開園時間:24時間


注意事項
入場料は要らないのに、入口で入場料を取ろうとする地元人がいるので、注意してください。