Pura Penataran Sashi
プナタラン サシ寺院
プナタラン・サシ寺院はウブド中心部から4キロほど東にペジェン村ある。
旧ペジェン王国の守護寺院。
バリ6大寺院のひとつに数えられる寺院。
バリにヒンドゥーがわたってくる以前から続くプナタラン・サシ寺院。サシとは月を意味する。
ここには月の神である『ペジェンの月』という銅鼓が納められている。
この寺院は神話が今も語り継がれている。「 古代バリには13個の月があり、あるとき その中のひとつが村に落ちてきて椰子の木に引っかかってしまった。昼夜を問わず照らすため夜になっても仕事ができず困っていた泥棒が何とか灯りを消そうと木に登り月にオシッコをかけることにした。しかし オシッコがかかった瞬間 月が爆発。泥棒は死に月は地に落ちた。」
これが「ペジュンの月」の伝説で、銅鼓の底が割れたのはこのせいだとされている。
また、この鼓銅は伝説の巨人クボ・イワの耳飾りであるとの説もある。
寺院入り口の人口池は星型、青銅正面に描かれているのも星型で バリでは珍しい。
ベトナム起源のドンソン文化がこの地に伝わっていたことを示すものであるといわれている。
「ペジェンの月」は歴史的に見て大変な価値のあるもので、紀元前3世紀頃のものとされ、東南アジアの青銅器時代を代表する遺物。これは青銅製の銅鼓としては世界最大のもの。銅鼓の大きさは直径160cm、高さ186cmと大きい。
寺の入り口には象の石像があり院内にもたくさんある。しかし、なぜ沢山の象の石像があるのかは今日でも分かっていない。10分ほどで回れる小さな寺だが、歴史的遺物を見ながら神話を思い出すのはどうだろう?
アクセス
ウブド中心から東へ
空港から車で1時間
料金
お布施
開園時間:9:00~17:00
注意事項
服装等に制限はありませんが 短パンやキャミソールなど肌の露出が多い服装は避けた方が無難